「体をイジメてはいけない」

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やみくもにトレーニング量を増やすのはNG

筋量アップのプロセスで、

「なかなか筋肉がついていかない」

「ベンチプレスのMAXが80キロで止まってしまった」

「体重が65キロ以上増えない」

といったようなことはよくあります。


スランプに陥る時期。

歩みが止まる時期。


筋トレを続けていれば、
プラトー(停滞)と呼ばれる時期はほとんどの人が経験します。


スランプに陥ったとき、してはいけない行為、


それは「体をイジメる」ことです。


競技アスリートやストイックにトレーニングしている人なんかが、たまに用いる表現に聞こえます。

「とことんまで体をイジメぬく」


この表現法、ちょっと私はおススメできません。


スランプに陥った状態が、
さらに泥沼に足を突っ込むような状態になると思うんです。



私自身、「泥沼」に足を踏み入れてしまった過去があります。

体をイジメてきた経験があるんです。


私の場合、胸に筋肉がつきづらく、
「量を増やせば変わるのでは?」と考え、
胸のトレーニングを週3回に増やしたことがありました。

しかも、その週3の大胸筋トレーニングは、毎回追い込むような感じで。


「なかなか筋肉がつかないのは、刺激が足りないからだ」
と決めつけていたんですね。


数週間後、ディップスというエクササイズの最中、右肩の関節にイヤな痛みが走りました。


その後、腕を上げることができない状態に。

日常生活にも支障をきたすほどでした。


肩鎖関節の損傷。


以後半年間は上半身のトレーニングを満足にできなかったです。

増量の真っ只中で、非常にもどかしい思いをしました。



だから、やみくもにトレーニングの量を増やすのはNGなんです。

回数、頻度、

時間もそう。

ジムに3時間4時間いたからといって、
その分筋肉がついていくものではありません。


トレーニング中は、気分がハイになってきて、
「もっともっと」と増やしたくなってくるので注意したほうがいい
です。



筋肥大は休んでいるときに起こるもの

もちろん、
1回1回のトレーニングで、
筋肉を追い込み、オールアウトさせるのは重要です。

筋繊維にこれ以上ない刺激を与え消耗させるのは、筋肥大には必要なことです。


ただし、その後のケアを忘れてはいけません。

しっかりとしたケアがあって、オールアウトさせる意味も出てくるんです。


ケアとは大きく言って、食事と休養。


しっかりと追い込んだ後は、
手厚く保護する。


どうしても忘れがちになるんですが、
筋肥大はジムにいるときに起こるものではありません。

休んでいるときに起こるものです。


休養しているときに着々と進む現象なんです。


トレーニング中はパンプアップしてくるので、「トレーニング中に筋肥大が起こった」と錯覚してしまうんですよね。


だから、手厚い保護もなく、
トレーニングの強度や頻度をやみくもに増やすのは、体を壊しているだけ、イジメているだけと言えます。


体を「もう一人の自分」として考える

「体をイジメる? ちょっとした表現の違いだろ」

と思われるかもしれません。


でも、なんとなく自分自身の体への思いやりに欠ける表現なんですよね。


大切なのは、
「体を鍛え、共に大きくなろう」
とする姿勢です。


共に大きくなる。

体を「もう一人の自分」と捉えることです。


もう一人の自分。

かけがえのないパートナー。

一生付き合っていくパートナーとみることです。


どう考えても一生付き合っていくものですよね、体は。


「体を鍛え、共に大きくなろう」

その姿勢でいれば、思いやりが生まれます。

自分の体への思いやり。


思いやりをもてば、
心と体の連携、コンビネーションもスムーズになります。

意思疎通がしっかりなされますから。


体の発する声にしっかり耳を傾けられるようになる。


結果的に、あなたにとって無理のないペースで筋量アップができるようになるのです。



筋量アップは、花を育てることに似ています。


花を育てる場合は、
まず土に種を埋めて、毎日適度に水を与えますよね。


早く芽が出てほしいからといって、
水の量や頻度を増やしても、すぐに芽が出てくるものではありません。

水を増やし過ぎたら、花壇が泥沼と化してしまいます。


水を与える行為=トレーニングです。



与えれば与えるほどいいってものではない。

1日や2日で、花も筋肉も育つものではない。


花を咲かせるにも、筋肉をつけるにも、
適切な水(トレーニング)の量、それなりの日数が必要なのです。


そして、花を咲かせるには、
水だけでなく日光も必要ですよね。


同じように、筋量アップのプロセスでも日光が必要です。


筋量アップにおける日光…

それは、あなたの温かい心、
体を思いやる、太陽のような心です。


筋肉を消耗させ、バーンさせたら、
食事と休養で手厚く保護してあげてください。


決して体をイジメることなく、
思いやりをもって。


やがて花は咲き、筋肉もついていきますから。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。



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