「たまには自分の年齢を忘れてみるといい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

自分の年齢を知らない人たち


先日、モンゴルのマンホールチルドレンについて書かれた本を読みました。


マンホールチルドレンとは、
その名の通り、マンホールに居つく子どもたち。

マンホールを住みかとしている子どもたちのことです。


モンゴルの人たちは、
日本人が想像もつかないほど、
経済的苦境にあえいでいる人たちが多いのだそうです。


「このままでは我が子が飢え死にしてしまう」

そんな思いから、
親がモンゴルの首都・ウランバートルの繁華街に、敢えて子どもを捨てていくのだとか。


「地方にいるより、
繁華街でウロウロしていたほうが、
まだ残飯とかで食いつないでいけるだろう」との理由で。


捨てられた子どもたちが、どこに住むのかというとマンホール。

冬はマイナス30度にもなるというウランバートル。

マンホールであれば、いくらか寒さもしのげることができるのだとか。



マンホールチルドレンの中には、
あまりにも小さいころに捨てられたため、自分が何歳なのかわからない子もいるそうです。


『自分の生年月日を知らない』

『自分が現在何歳なのかわからない』


日本にいて、普通に暮らしていたら理解できない感覚ですよね。


でもこれって、
発展途上国の人たちの間では、珍しくないことみたいなんです。


たとえば、何年か前のインドネシアの統計によると、

25歳、30歳、35歳、40歳…

といったように、5歳区切りの人たちが突出している。

なぜか。


それは多くのインドネシア国民が、
「俺は大体このくらいの年齢だろ」
と捉えているからなんです。


だいたい30歳くらいだろ。

35歳でいいや。

40にしとけ。


てな感じでアンケートに答えている。


発展途上国では、出生届など厳格な管理がなされていないところがほとんど。

だから、アバウトになる。


あと気質柄、自分の年齢なんてあまり気にしていない人も多いのでしょう。


彼らからすれば、
「学年が1つ違っただけで態度や言葉口調が変わる日本のしきたり」のほうが異様に見えるのでしょうね。


年齢で自分を縛りすぎてないか?

で、今日のテーマ「たまには自分の年齢を忘れてみるといい」



日本人は年齢によって自分を縛っている人が多いのではないか?


発展途上国の人たちのように、
必要以上に年齢にとらわれなくてもいいのではないか?


と感じたわけです。



よく言われるじゃないですか。


「いい歳して夢見るんじゃないよ」

「もう来月で30になるんだから」

「43歳でそりゃないでしょ」


こんな感じで、自分を年齢で縛っている人たちって多いような気がします。


無意識的に。

社会通念に縛られて。


「もう40過ぎたから、筋肉はつかない」

「今更増量してマッチョになれるかよ」


もうこの齢だから今更…

あなたももしかしたらそう感じることがあるかもしれません。



でも、年齢で自分を制限するのって、もったいないです。


国民的大女優だった森光子さんは、
80歳を過ぎてから、スクワットを毎日100回こなし、筋力維持に努めていたそうです。

ハーフスクワットだろうが、クォータースクワットだろうが、100回やろうとする気力がすごいです。

しかも、80過ぎてから、ですよ。


この間も、“79歳の女性ボディビルダー”アーネスティン・シェパードさんの話をしましたよね。

シェパードさんが鍛えだしたのは、56歳になってからです。



元格闘家の角田信朗さんの生き様も熱いです。


角田さんは、50代半ばになってから、
本格的にボディビルの道に踏み出しました。

そして先日、クラス別の大会で優勝を飾りました。


長年の格闘家人生で体を鍛えていてマッチョだったとはいえ、ボディビルの大会に出るとなると、そうそう簡単に物事が進むものではないはずです。

それでもなお挑戦し続ける姿勢は注目に値します。



森さん、シェパードさん、角田さん。


3人に共通する思考は、
「もう何歳だから潮時だろ」みたいな制限を作っていないところにあります。


もちろん、3人ともご自分の年齢を考慮し、
年齢に応じたケアはされていたことでしょう。

ケアしながらも、必要以上に齢を気にせず、
自分に制限をかけてはいなかったのだろうと思います。



それと、
現代のスポーツ界は選手寿命が延びていますよね。


プロ野球の選手も、
一昔前は30代後半で引退、
というケースが多かったような気がします。

イチローのように、今は40過ぎてもあとひと踏ん張りできる風潮があります。

山本昌投手なんて50歳まで現役を貫きました。


相撲取りもそう。


以前は30歳くらいで引退する力士が多かった。

でも今は30代半ばでも多くの力士が頑張っている。

旭天鵬なんて40歳までやりましたからね。


ボディビルダーも、合戸孝二選手を始め、
田代選手、木澤選手、須江選手といった40代の選手もトップ戦線にいます。


各スポーツの選手寿命が延びた要因の一つは、科学の進歩があるでしょう。


食事。

筋トレ。

サプリメント。

医療などのケア。


それぞれの分野で研究が進み、
日々科学が進歩している。


プラス、

気持ちです。


決め手となるのは気持ちです。


「科学の進歩+気持ち」


これで選手寿命は伸びている。


だって、いくら現代科学が進歩したところで、
その選手が「どうせ俺はもう40だから」
などと、自分の年齢をマイナスに捉えていたら、引退も近くなりますからね。


自分は今○○歳だからこんなもん。

そういった「枠」、
「限界」を決めていたら、そこでもうストップです。


40代のプロスポーツ選手が活躍しているのは、気持ちの持ち方も大いに関係しているのです。


檻から自分を解放させる

私の好きな曲にMr.Children の『名もなき詩』という曲があります。

その歌詞の一節に、

「知らぬ間に築いてた、
 自分らしさの檻の中でもがいてるなら、
 誰だってそうなんだ」

というサビの部分があります。


歌詞の通り、みんな知らぬ間に築いてるんですよね。


自分の檻(オリ)。

自分の枠(ワク)。

自分の限界(ゲンカイ)。


社会通念によって、無意識的にこの枠は決められてしまうこともあります。


決められてしまうこともありますが、
今後は働き方・生き方も多様化してきます。


ちょっと前までのように、
学校卒業して、社会へ出て、
30で結婚して、同じ会社で定年まで勤め上げて…

といった「レール」は幻となる。


30になったら普通はこうする。

40になったらこうするのが当たり前。


“普通”や“当たり前”といった言葉・概念は、今後形骸化されていくでしょう。


5年後、10年後は、
それぞれが、一人一人の魅力を発揮していく時代になっていきます。


あなたの魅力を発揮していく上でも、
一度、自分で枠を取っ払ってみることです。


自分の年齢を必要以上に気に留めず。


そりゃ確かに、それ相応のケアは大切です。


でも、必要以上に年齢に縛られて、
行動を制限しないこと。


年齢による縛りを解けば、行動範囲も広がります。


行動範囲が広がれば、いろんな可能性が拓けてくる。


カラダも変えやすくなります。

肉体改造しやすくなる。


「この齢でも筋肉つくんだな」

「やってやれないことはないんだな」


そう気づくようになるのです。


だから、たまには自分の年齢を忘れてみましょう。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。






筋力トレーニング ブログランキングへ


にほんブログ村
スポンサードリンク