「自然とやる気が出てくる方法」


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仕事休みである土曜日の朝、目を覚ました。


朝… ではなかった。

時計の針はすでに正午を指していた。


今日はなるべく早めに起きて、
午前中にジムに行く予定だったのに…


またやってしまった。

休日の時間無駄使い。


これから軽く食べて、
うわぁ、ジム行くのなんか面倒だな~

かったりぃな…


遅く起きた後って、なんでこんなダルいんだろうか…

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動き始めること

あなたもこんな経験があるかもしれません。


予定の時間に行き損ねたジム。


体を動かそうとするけど、
面倒くささのほうが上回る。

体が重い…


こんな心境に陥ったとき、どうすればいいのか?



することは単純です。


体を動かすことです

ジムへ行くための荷物を準備することです。

ウェア、短パン、タオル…
体を動かして準備することです。


「いや、だから動くのが面倒くさいんだよ」
と思われるかもしれません。


それは、動かないから面倒くさいんです


手足を動かしてみてください。

機械的に。


体を先に動かすんです。


そうすれば、気持ちは後からついてきます。

ノッてきます。

と同時に、面倒くさい気持ちも消えていきます。

スーッと消えていく。


「動いているうちに、面倒くさい気持ちは消えていく」

この感覚、なんとなくわかると思います。


なんとなくわかると思いますが、
これは、脳の仕組みによるものです。


我々の脳には、淡蒼球(たんそうきゅう)という部分があります。

この淡蒼球はやる気のスイッチとなる部分です。


体を動かすと、淡蒼球が刺激を受け、
やる気のスイッチがONになるのです。


だから、まずは体を動かすこと。

ジムへ行く気分を引き起こすものは単純。

体を動かす。それだけです。


待っていてもやる気は湧いてくるものではありません。


気持ちの部分は置いといて、
先に手足を動かす。


「体→脳」の流れで、行動的な気分にもっていけるのです。


体が先、気持ちが後

やる気を湧き起こすには体がトリガーとなる。

これに関しては、脳科学の世界的権威である池谷裕二さんも次のように言っています。


「一般的には『脳』が私たちの最高層にあって、
身体は脳の支配下にあると思われがちです。

しかし、本当のところは逆で、
『カラダ』が主導権を握っています。

つまり、『脳からカラダへ』ではなくて『カラダから脳へ』です」


…上大岡トメ&池谷裕二共著『のうだま』幻冬舎


池谷さんの言う通り、
順番的には体が先、脳(気持ち)が後なんです。



朝起きるときなんかもそうですよね。


最近、朝は冷え込んでます。

起きづらい。

ヌクヌクとした布団の温かみから抜け出るのが億劫。


気持ちはわかります。


でも、目覚ましのアラームが鳴って、
そのまま布団の中で、ヌクヌクウジウジしていても目は覚めてこないんです。

目を覚ますためには、体を動かすことです。


布団の中であれこれ考えず、
とにかく体を動かしてみることです。

そうすれば、間もなく体も心もONになってくるのがわかりますから。



やる気を出すため、

朝目覚めさせるため、

何かにつけて行動を起こすとき、

じっとしている状態、「ぬるま湯」から抜け出すとき、


繰り返しますが、「まず体」です。


そうじ、料理、洗い物…
なんでもそう。

年末の大掃除なんか特に。


始める前は、すっごく面倒くさい。

こんな面倒くさい気持ちで1日過ごすのかって、憂鬱な気分にさえなります。


でもいざ取り掛かってみると、
行動に溶け込んでいる自分がいる。

サクサク、せっせと動いている自分がいる。


それは、脳の淡蒼球が刺激を受けたためです。

体を動かしたことにより、あなたが自らやる気を引き出したのです。


やる気と愛の共通点

「自分から」


このマインドは、社会心理学者のエーリッヒ・フロムが提唱した「愛の定義」が参考になります。


「愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。

その中に『落ちる』ものではなく、
『みずから踏み込む』ものである」


→エーリッヒ・フロム著『愛するということ』(紀伊国屋書店)


自分から親切にする。

自分から気にかけてあげる。

「愛とは受け取る『感情』ではなく、自分から働きかける『活動』」だとフロムは言っています。


自分から…


やる気も愛と同じです。


やる気も能動的な『活動』です。

待っているものでもなく、受け取るものでもありません。


自らつかみにいくものです。

自分から体を動かして、
脳の淡蒼球に刺激を与え、涌かしていくものです。



ですので、

けだるい休日の午後、

ジムへ行くのが億劫になったとき、

あなたがどうにも面倒くさくてどうしようもないとき、


まずは体を動かしてみてください。

手足を動かしてみてください。


「動き出せばこっちのもの」だってわかりますから。



今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。


【参考文献】

愛するということ
エーリッヒ・フロム
紀伊國屋書店
1991-03-25




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