「筋トレ前に静的ストレッチを行ってはいけない」


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筋肉が眠りに入る

ジムへ行くと、トレーニング前にストレッチしている方をよく見かけます。


同じ姿勢で、じっくりと20秒、30秒。
静的ストレッチを。

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しかし、トレーニング前の静的ストレッチはNG。


逆効果になる可能性が高いです。

パワーダウンしてしまいやすいんです。


なぜかというと、

筋肉が眠りに向かってしまうから


静的ストレッチを行うと、体は「お休み」してしまう。


ヨガのような動きと同じで、
心身ともにリラックスモードになってしまうんですよね。


筋トレ前は、筋肉を温めると同時に目覚めさせる時間帯です。



アメリカのフィットネス科学専門家、ブライアン・ヘイコックは次のような研究結果を発表しています。


「筋肉をストレッチしてケガを予防するというのは、論理的には正しいように思えるが、
研究では実際に生み出されるパワーが低下することが示された」

→『マッスル&フィットネス 2015年5月号』あほうせん


また、『やってはいけない筋トレ』(青春新書)などの著書を持つNSCA公認パーソナルトレーナー・坂詰真二さんも、以下のように忠告しています。


「静的ストレッチに関しては、
副交感神経を優位にする作用などがあるため、
筋肉が弛緩(しかん)してしまいます。

その結果、筋肉のパフォーマンスが落ちてしまい、
筋トレにはマイナスに作用することがあるんです」


『WEB R25』



2人の専門家が言うように、
静的ストレッチはパワーの低下、パフォーマンスの低下を招きます。


坂詰さんが言う「筋肉が弛緩する」とは、
へなへなっとゆるんでしまうってことです。



では、筋トレ前は静的ストレッチではなく何をやったらいいのか?


2つあります。


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1、動的ストレッチ

2、入念なウォームアップセット

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1、動的ストレッチ


腕を旋回するなど、数秒数十秒で筋肉の伸び縮みを繰り返す動作。

わかりやすい例で、ラジオ体操のような動きです。


オリンピックの陸上競技なんかを見てると、
スタート前に選手は動的ストレッチをやってますよね。


活発な動作で、筋肉を目覚めさせているわけです。


2、入念なウォームアップセット


軽めの重量でウォームアップを入念にやること。


体を温め、テンションを上げていき、
メインセットでの爆発力へつなげていきます。


先ほどのヘイコック氏も、

「MAXパワーを発揮するためには、
ウォームアップセットで筋肉に軽いバーン(焼けつくような感覚)が得られるまで動作を反復すること」

とアドバイスしています。


徹底的に筋肉に準備を呼びかけるわけです。


「いいかい? 準備はいいかい? 
 いきますよ? 重いのいきますよ?」


といった具合に、自分の筋肉と対話しながら。

徐々にテンションを高めていく。



軽めウェイトで入念にウォームアップすることは、
血流を促すため、ケガ防止にもつながります。



というわけで、トレーニング前に行ったほうがいいのは、


1、動的ストレッチ

2、入念なウォームアップセット


この2つです。


10年ほど前までは、常識的にとらえられていたフシもある筋トレ前の静的ストレッチ。

ですが、筋トレではパワー低下を招くので避けましょう。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


【参考文献】




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