「食事を丼ものにすれば体重は増えやすくなる」

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「なかなか体重が増えない…」

という場合、主な要因は摂取カロリー不足です。


『摂取カロリー > 消費カロリー』


これが、増量での大前提。


「それはわかってるけど、量を食えないんだよ。すぐ満腹になってしまって」

と言われるかもしれません。


満腹とは脳の状態


すぐ満腹感が襲ってくる…

言い換えれば、
「すぐ満腹中枢が働く」となりますね。



満腹感というのは、
物理的に胃が満タンになったという話ではなく、

「脳が満腹と感じている状態」です。


食事を摂り始めると、血糖値が上昇してきます。

血糖値の上昇が脳の満腹中枢を刺激し、「お腹いっぱいだぁ」となる仕組みです。


一般的に、満腹中枢が刺激されるのは、
食事を摂って15分後くらいです。


もしあなたが、
「すぐ満腹感を覚える」というのなら、

「普通の人より満腹中枢がすぐ働いてしまう」ということになります。


普通の人が食事を摂り始めてから15分後に、
「あー、食った食った」となるところが、

あなたの場合、10分で「食った食った」となる。


普通の人が1食15分で1000キロカロリー摂れるとしたら、

あなたは1食10分で600~700キロカロリーしか摂れない計算になります。


そこで無理して、満腹感に逆らって、
カロリーを増やしていこうとするのも一つの方法です。

満腹を感じても、根性で詰め込むように食べるのも一つの方法ですが、
別の発想もできます。


別の発想とは、

「満腹中枢が刺激されるまでに摂取カロリーを増やす」


脳が満腹だと感じるまでに、
どれだけ早く食事を摂ることができるか。

「スピード」がポイントとなってくるわけです。


先ほどの例でいえば、
「10分間で、1000キロカロリー摂ればいい」ということ。


「スピード」がポイントとなってくるわけですが、

決して、「早食い」を勧めているわけではありません


ここは注意してください。


早食いってのは、言ってみれば、
「よく噛まずに食べること」ですよね。


増量の食事において、「よく噛むこと」は大前提となります。

よく噛むことで、食べ物と唾液が混ざり合い、
唾液に含まれる消化酵素が食べ物の消化吸収を促進させてくれるようになるんです。

痩せ型でなかなか太れないタイプにとって、これは特に意識してもらいたいことです。


「食事をミキサーにかけて、ドロドロにして『飲む』」
という方法をとるトレーニーもいますが、これはあまり勧められません。

消化吸収時に負担をかける摂り方です。

液体だからといって消化に良いわけでもないんです。


「飲む食事」は、時間がないときなどに用いる一つのテクニックではあるものの、
結果的には、よく噛んだほうが腸では吸収されやすくなります。



ともかく、「よく噛む」というのが大前提。


よく噛んだ上で、スピーディーに食事を摂るようにするにはどうすればいいのか?という話です。


器が少ないほどスピーディー


そこで登場するのが、『丼もの』です。



カレーライスを食べる時を思い出してもらえればわかると思います。

ご飯とおかずが同じ器に盛られているメニューって、早く食べ終えることができますよね。


松屋へ行った時なんかも、
定食を食べるより、牛めしやカレーを食べるときのほうが食事時間が早いと思われます。


ほかにも、

・刺身定食

・海鮮丼


この場合でもそうです。


使われる食材は同じ、カロリーも同じ、
炭水化物、タンパク質など摂れる栄養素も同じだとします。


刺身定食を完食するのに13分かかったとしても、
海鮮丼なら10分で完食できるでしょう。


器が複数あって、それぞれ個別に手をつけて食べていくより、
一つの器に盛られたものを、まとめて口に入れていくほうが、明らかに早く食べ終えることができます。


ごはん、トンカツ、
別々に食べるより、カツ丼にして食べるほうが早い。

ごはん、鶏肉料理、卵料理、
別々に食べるより、親子丼にして食べるほうが早い。

ごはん、サバ缶、
別々に食べるより、ご飯の上にサバ缶をのせて一緒に食べたほうが早い。

ごはんと味噌汁より、ねこまんまのほうが早い。


このように、
食事は丼もので摂ったほうが早く済ませられ、時間を有効活用できるようになります。


結果的に得られるのは、
同じ摂取カロリー、炭水化物量、タンパク質量。

得られる成果が同じなら、
それに投入する時間(インプット)は少ないほうがいいですよね。


社会人として多忙な日常生活の中、
丼ものは「生産性の高いメニュー」と言えます。



今回の話を電車で例えるなら、


 定食 → 各駅停車

 丼もの→ 快速


たとえば、船橋―錦糸町間は、
総武線各駅停車で21分、快速だと16分。



もちろん、何でもかんでも「早ければ良い」という話ではありません。


マハトマ・ガンジーが、「善きことはカタツムリの速度で動く」と言ったように、
「ゆっくり進むことが善」とする見方もあります。

電車での移動にしても、
「各駅停車に乗って、車窓を眺めながらゆっくり行く」
というのもアリだと思います。


ご飯はご飯、刺身は刺身、
別々に味わって食べるのも、食事の楽しみ方の一つです。


ですが、

あなたにはまず、
「摂取カロリーを増やす」という目的があります。


その目的を果たすのが先決で、
ゆっくり味わって食事を楽しむのは二の次です。


摂取カロリーを増やすためには、
満腹中枢が刺激される前に、できるだけたくさん食べるようにすること


よく噛みながら、短時間でできる限りカロリーを摂ること。


満腹感という壁を攻略するには、
丼ものを用いるのが有効な手段となります。



最後まで読んでいただきありがとう。


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