「自分で変えられることにフォーカスすれば増量できる」

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前向きな諦めも選択肢の一つ

「結局、体質だから無理なんだよ」


増量で行き詰まったときに、つい口から出てきそうな言葉です。


何かあると口癖のように「体質だから」とつぶやく人もいます。


胃下垂、胃腸虚弱、
ホエイプロテインを飲むとすぐに下痢をする…


確かに、増量においては不利な体質と言えます。

登山で、自分一人だけ10キロ分余計な荷物を抱えて登るようなものです。


そこで、
そういった圧倒的不利な体質に直面して、
増量をあきらめるのも、選択肢の一つです。


背負っている荷物の重さから判断して、
“増量という登山”を途中で辞めるのも、選択肢の一つです。


「悩みというのは、現実に逆らおうとするから生じる」
とも言えます。


だから、現実に無理に逆らおうとせず、
今のまま、細身の体格のまま生きていく。


あきらめはあきらめでも、
「前向きなあきらめ」です。

物事を「明らかに見る」という意味での。


そのような無欲の境地で生きていくのも、
決して悪い選択ではないと思います。


区別して考える


しかしやはり、
このブログを読んでいるあなたは、

「それでも筋肉増量してマッチョになりたい」
と思っていることでしょう。


たとえ自分一人だけ10キロ分荷物を抱えていたとしても、
増量という登山を続けていきたいと言うのではないかと思われます。



であるならば。


体質という問題に直面した際、
まず、「区別すること」です。


まず、


・自分で変えられること

・自分で変えられないこと



この2つを区別する。


そして、



「変えられないことは受け入れ、変えられることに全力を注ぐ」



この姿勢が大事になってきます。


生まれつきの体質、骨格…

先天的要素をどうかにかしようとジタバタしないで、
自分で変えられる部分にフォーカスする。

すると、増量が建設的に進みます。



「変えられないことは受け入れ、変えられることに全力を注ぐ」



私の場合、
プロレスラーを目指したとき、次のように考えました。

「縦は無理でも、横はなんとかなる」

つまり、身長は高くできないが、体重を増やすことならできる。


またこうも考えました。
「『スポーツ経験が特にない』という過去の話はどうにもならないが、
今後、入門テストに受かるくらい基礎体力レベルを上げることならできる。

ヒンズースクワットや腕立て伏せの回数を増やすことならできる」


こう書くと、
さもプラス思考バリバリの人間のように思われるかもしれませんが、

私だって最初はジタバタしてました。

当初は身長の低さを受け入れることができず、
通販で怪しげな「身長が伸びる教材」を買ったりもしました。

結局、全然伸びませんでしたけど。


しかし「縦は無理でも横ならなんとかなる」

この考え方が中心にあったからこそ、
プロレスラーへの道も切り拓かれたと言えます。


阪神・岩田の場合


また、生まれつき胃腸が弱い、
骨格が小さく筋肥大に向いていない

といったように、先天的な体質だけでなく、
病気というハンデがのしかかるケースもあります。


「あるとき、どうにもならない病気にかかってしまった」というケース。


たとえば、1型糖尿病という病気があります。


阪神タイガースの岩田稔投手は、
この1型糖尿病にかかりながらも、筋肉を増量させました。


1型糖尿病は、生活習慣とは関係なく、ある日突然発症する病気です。

1型糖尿病にかかってしまうと、
現在のところ完治の手立てはありません。


普通の人は、食事をして血糖値が上がったら、
肝臓からインスリンが分泌され、血糖値が下がるようになっています。

しかし1型糖尿病にかかると、インスリンを自力で出すことができなくなる。

そのため、1日平均4回、自分でインスリン注射を打つようになります。

注射に加え、毎日指先をチクっとして採血し、血糖コントロールをする必要も出てきます。


1型糖尿病になってしまったら、
毎日注射をしなければならない、
さもなければ死んでしまう。

だから、問答無用で受け入れるしかないのです。


岩田投手の場合、こう考えたのだと思います。


「病気にかかってしまった事実、
毎日の注射、血糖コントロールといった、なすべきことがある、

これらは変えられない。


でも、その『なすべきこと』をクリアすれば、
1型糖尿病患者であっても、基本的にはなんでもできる」


その「できること」の一つが、バルクアップ(増量)だったのだと思います。


世の中は不公平


「なんで自分だけが…」

って思うことありますよね。



そもそも、世の中は不公平という前提で成り立っています。


よくよく考えてみると、


体質や骨格、
記憶力、集中力、運動能力など、あらゆる能力、

育つ環境…


みんな同じなわけないですよね。

みんな平等だったら不自然です。


人生で起こることも人それぞれ。


生まれつき病気を抱えている人もいるし、
大きな病気もせず死んでいく人もいる。

ある時期に、何かの事故に遭う人もいれば、
1型糖尿病のような治らない病気にかかる人もいる。


好きな人と結婚できる人もいれば、
好きでもない人と結婚して、納得いかない生活を送っている人もいる。

かと思えば、結婚したくてもできない人もいる。



「世の中は不公平」


この受け入れがたい現実を正面から受け入れることで、
可能性の扉も開けてくるのだと思います。



というわけで、
カラダを変えていく上で大事なのは、
体質に抵抗せず、向き合うことです。


「結局体質なんだよ」
と投げやりになるのではなく、正面切って向き合うこと。


体質に直面して、
嘆きたくなることもあるかもしれません。

親のせいにしたくなることもあるかもしれませんが、
いつまでも嘆いていたって道は拓けてこないものです。


いつまでも嘆くくらいなら、
いっそのこと、前向きにあきらめたほうがまだいい。


それでもあえて増量の道を選ぶなら、

・自分で変えられること

・自分で変えられないこと


これらを区別して考える。


そして、
「変えられないことは受け入れ、変えられることに全力を注ぐ」


最後まで読んでいただきありがとう。



【参考文献】




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