「乳製品との向き合い方」

2回目の今日は主に、
「牛乳がいまだに“健康食”としてはびこっている理由」について話していきます。



カルシウム源、健康食というのは幻想にすぎない。

抗生物質を打たれている牛、
妊娠している牛から搾乳しているという実態がある。


市販の牛乳にはこのような事実があるにもかかわらず、
なぜ今でもスーパーやコンビニで当たり前のように棚に置かれ、
人々の常備品としての位置が変わらないのか?


これは、大きく分けて2つの理由から考えられます。


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 1、アメリカの策略  

 2、利権


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1、アメリカの策略


牛乳が日本に普及され始めたそもそもの発端は、アメリカの意図によるものです。


第2次世界大戦後、アメリカには「対日小麦戦略」という政策がありました。


対日小麦戦略とは簡単に言えば、
「余剰生産品として大量に残っている小麦を日本に買ってもらおう」
という政策。

「敗戦国・日本が小麦処理の恰好のターゲットとなった」ともいえます。


とはいっても、当時の日本人は米を中心とした食事スタイルで、小麦をあまり必要としません。


そこでアメリカ(GHQ)は、日本に「パン+牛乳」の食文化を普及させようとしました。


戦後、食糧難に陥っていた日本に対し、
アメリカはまず人道援助として、脱脂粉乳(牛乳を粉末加工したもの)やパンを無償で提供します。


無償で提供すると同時に、
「パンや牛乳がいかに栄養価が高いか」
を広く喧伝することも忘れませんでした


「価値あるものを無償で提供された」
となれば、普通恩義を感じるものですよね。

「せっかく栄養のあるパンや牛乳(脱脂粉乳)を送ってくれて助けてくれたのだから」
と、恩義を感じた日本は後々、「必然的に」アメリカから小麦を買うようになりました。


もちろん、アメリカにも本当に人道支援の意図があったのは確かでしょう。


でしょうが、
パンや脱脂粉乳の無償提供の裏には、
「経済政策」としての一面があったのです。


以後アメリカの意図通り、日本におけるパン食文化が到来。


パンを食べるのに、お茶など日本人特有の飲み物は合いません。

「パンを食うなら牛乳だろ」という調子で、
牛乳を消費する文化も広がっていったというわけです。



このように、日本の食文化はアメリカ主導でコントロールされていったのです。

1960年代から学校給食に牛乳が取り入れられたのも、アメリカ主導によるものだと思っていいです。


戦後育った大方の日本人は、
このアメリカの策略にはめられたんです。


「牛乳は健康に良い」

「朝食はパンと牛乳がベストの組み合わせ」


国民全体がそう思い込まされてきたんです。


私の親は70代ですが、牛乳の普及とともに育ってきた「牛乳世代」。
もう何十年と続けてきた習慣として、今も何の疑いもなく毎日朝昼と欠かさず牛乳を飲んでいます。


昭和に活躍したボディビルダーの食事メニュー(当時の)をみても、牛乳を1日3リットルくらいは平気で飲んでいたのがわかります。


プロレスラーでも山本小鉄さんが、
「体重を増やすために寝る前に牛乳を一升飲んだ」と本で語っていました。


全日本プロレスの名レフェリーとして知られる和田京平さんも、
「牛乳を水分補給として飲んでいた」という話を聞いたことがあります。

私が入門した団体のレフェリーは和田さんを手本としていて、レフェリングだけでなく「牛乳を水分補給とすること」までも真似ていました。



このように、牛乳信仰は世代間で受け継がれて現在に至っています。


親世代から子世代へ「朝食にはパンと牛乳」という習慣が何の疑いもなく受け継がれて現在に至っているのです。


習慣の威力は絶大なので、
ちょっとやそっと牛乳に関する否定的な見方が出たとしても、あまり気にせず飲み続けてしまう構図があるのです。


2、利権


牛乳が今もなお普及している背景のもう一つに「利権」があります。

「牛乳が売れることで得する人たちの権利」です。


牛乳が売れることで得するのは、
酪農家や乳製品メーカーだけではありません。


マスコミも牛乳利権を保持している人たちです。

テレビなどは、乳製品メーカーが有力なスポンサーとなっているため、
牛乳を勧めることがあっても、悪く言うことはできないのです。


医療・製薬業界も同じく。


医療・製薬業界には「ビジネス的側面」というのがあります。

ビジネス的側面とは、顧客の確保。

医療・製薬業界にとって顧客とは、病人・患者のことです。


彼らだって、仕事としてやっているわけです。
お金を儲ける必要があります。

世の中健康な人ばかりになってしまっては、この業界は立ち行かなくなります。

皮肉にも、病人(=顧客)が増えれば増えるほどこの業界が潤うわけです。


たとえば、「牛乳をたくさん飲めば乳がんにかかりやすくなる」

医療・製薬業界の人たちがこの事実を把握していたとしても、
一部の業界人を除き、大っぴらに牛乳を悪く言うことはありません。

むしろ、病人を増やすために牛乳の摂取を助長することさえあります。


牛乳をたくさん飲んでくれれば乳がん患者が増える、
乳がん患者が増えれば、抗がん剤が売れて製薬業界が儲かる、

乳がん患者増加のあおりを受けてがん検診業界が活気づく、
医療機器メーカーの収益につながる…


牛乳が今もなお普及し続けている背景に、

「大衆の健康よりも携わる人たちの利権保持」

という実情もあるのです。



乳製品は嗜好品


メディアがテレビや新聞が主流だったころは、
「牛乳=健康食」でまかり通ったかもしれませんが、現在はネット社会。


ここまで説明してきたような牛乳に関する裏事情、真実が徐々に暴かれ始めています。

実は健康食ではなく、洗脳食だったことが明らかになってきています。


そうした時代的・社会的背景もあり、
牛乳の消費量はこの20年で減少傾向にあります。


ボディビルダーやフィジーク選手の食事メニューにも、あまり見かけなくなってきています。

タレントの松嶋尚美さんのように、
学校給食でも子どもに牛乳を摂らせない親も増えてきているそうです。


確かに納得のいく話で、
「健康のために」と毎日欠かさず子どもに飲ませるようなものではないと私も感じます。


牛乳の位置づけで望ましいのは、常備品ではなく「嗜好品」。

ボディビルダーの須山翔太郎選手もそう言っていたように。


「好きな人だけ摂ればいい」というあり方です。


牛乳のリスクを知った上で、
飲みたい人だけ飲めばいい。

お菓子を食べたり、炭酸飲料を飲んだりするときと同じような感覚で。


牛乳を原料としているヨーグルト、チーズ、バター、アイスクリームなども同様。

風味を楽しんだり、料理の味付けに使ったり、
タイミングに応じた嗜好品として位置づけるのが望ましいです。




さて、ここで、

「乳製品は嗜好品?
じゃあ、ホエイプロテインも嗜好品になるのか?」


「乳製品を常備品から外すんだったら、
ホエイプロテインも常備品から外すことになるのか?」

という話になりますよね。


ホエイプロテインも原料は牛乳。
れっきとした乳製品です。


あなたにとって牛乳が体質的に合わないなら、
当然今後もホエイプロテインを摂る必要はありません。


問題は、あなたが今まで乳製品、ホエイプロテインを飲んできて特に問題ないという場合。


「乳製品であるホエイプロテインをどう扱うか」


ここが、今回のコンテンツをまとめるにあたって一番悩んだ点です。


今日はここまでにし、明日、
「乳製品であるホエイプロテインをどう扱うか」
について話していきたいと思います。
牛乳を増量食から外したほうがいい理由ー3




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