「不健康な行いが、健康的な人生の礎にもなりえる」
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増量の食事法というのは、
大まかに、2種類に分けることができます。
1、リーン(クリーン)バルク
できるだけジャンクフードや脂っこいラーメンなどを摂らず、
玄米、鶏肉、魚、卵、野菜といった健康的な食品を中心に食事を組み立てていく食事法です。
2、ダーティバルク
ジャンクフードや脂っこいラーメン、スイーツなど、
高カロリーのものを中心に食事を組み立てていく、
というか、何でもいいから手当たり次第に食いまくる方法です。
リーンバルクで用いられる食品は「健康的な食品」
ではありますが、
筋肉をつけるためには、半端じゃない量を摂ることになります。
人によっては、
“完全栄養食”と言われる卵を、1日30個、
“医者いらず”と言われるリンゴを、1日10個、
いくら健康的な食品といっても、
それだけ食べれば、一般的な観点では「食べすぎ」=「不健康」となります。
結局、どんなにリーンな食品でも、
食べまくる行いはダーティといえます。
そこで、増量の食事を継続していると、
「先々病気になるんじゃないか?」
という気持ちが頭をもたげてくるかもしれません。
「糖尿になるんじゃないか?」とか。
健康が心配になるかもしれませんが、
だからといって、
筋肉増量のための食事をやめてしまうと、逆に不健康になる恐れもあります。
あなたの場合、
「健康を優先させることで」逆に体を壊すことも考えられます。
なぜ、筋肉増量のための食事をやめることで不健康になるのか?
それは、
「本心に背くから」です。
「マッチョになりたい」という本心に背くから。
本心に背き、やりたいことをガマンして生活していると、
毎日のように「これでいいのか?」という思いを抱えるようになります。
モヤモヤした気持ちがくすぶり続けるようになります。
モヤモヤを抱えスッキリしない気分を抱えていると、
自律神経が乱れるようになります。
自律神経が乱れると、日常的なダルさ、頭痛、不眠、肩こり、腰痛などの慢性的な症状が現れるようになります。
反対に、
自分としっかり向き合い本心に沿って生きようとすると、モヤモヤが晴れていきます。
「食べすぎは体に良くない」とわかっていながらも、
「筋肉増量したい本心」に沿って生活していれば、充実感を得るようになります。
やりたいことをガマンせず行えば自律神経も安定するようになり、
悩まされていた慢性的な症状が消えていくことも多々あります。
「本心と向きあうことで健康的に生きられる」
これを整形外科医の長田夏哉医師も次のように説明しています。
「診察室であれこれと悩みを話し、『本当の自分はこうしたかったんだ』『実はこれに向き合うことを自分は恐れていたんだ』などと自分自身が語りかけていた声に気づくだけで、体に出ている不快な症状はみるみる改善していきます。
それだけではありません。
本当の自分に気づくと、最初に診療に訪れたときにあった患者さんの不安感やイライラなどが消えて、健康で幸せに満ちた笑顔を見せてくれるようになるのです」
→長田夏哉著『体に語りかけると病気は治る』サンマーク出版
プロレス界に「デスマッチファイター」と呼ばれるレスラーたちがいます。
彼らは日常的に有刺鉄線、ガラス、画びょう、蛍光灯といったアイテムを用いて試合を行っています。
ほぼ毎試合血だらけ、傷だらけとなって。
「何をバカなことやってんだ、全身傷だらけとなって」
と、傍からしたらどう見ても不健康なことを行っています。
しかし彼らは、なにも不健康になりたくてやっているわけではありません。
体を壊そうとしてやっているわけではありません。
好きだからやっているんです。
傷だらけになるのが好き、というのではなく、
デスマッチが好きだからやっているんです。
「蛍光灯デスマッチ」「ガラスデスマッチ」といった試合形式を通し、自らの生き様を披露し感動を共有したいとの思いで。
彼らなりに本心としっかり向き合って、デスマッチをやっている。
「デスマッチをやることで健康的に生きている」のがデスマッチファイター。
実際、“デスマッチのカリスマ”と呼ばれる葛西純選手は、
一時期、通常のプロレスが主体で行われるゼロワンという団体に所属していたのですが、
ゼロワン時代を、「やりたいことができない不遇の時代だった」と回想しています。
その後、葛西選手は元居た団体に戻り、デスマッチを行うようになってから、水を得た魚のように活躍し始めました。
何より、楽しそうに試合をするようになりました。
確かに、健康あっての人生です。
「健康を害したい」なんて人いるわけないですよね。
健康あっての人生…
しかしその一方で、
「本心あっての人生」ともいえるのではないでしょうか。
前にも伝えたことがありますが、
死期の迫った人がもっとも後悔するのは、
「自分の気持ちに正直に生きる勇気がほしかった」
ということです。
つまり、本心に背き、やりたいことをガマンしていると、最後の最期で後悔するようになる。
あなたの場合、
「食べすぎると健康に良くないから」といって筋肉増量をガマンすると、最後の最期で後悔するようになるんです。
人は、本心としっかり向き合うことで、
悔いのない充実した日々を送ることができるようになります。
引いては、健康的に生きることにもつながるのです。
食いまくる増量の食事は、
一般的には不健康な行いと言えるのかもしれません。
しかし、バルクアップを目指す男たち、
あなたにとっては健康的であるとも言えるのです。
最後まで読んでいただきありがとう。
【参考文献】


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やりたいことをやらないのは健康に良くない
増量の食事法というのは、
大まかに、2種類に分けることができます。
1、リーン(クリーン)バルク
できるだけジャンクフードや脂っこいラーメンなどを摂らず、
玄米、鶏肉、魚、卵、野菜といった健康的な食品を中心に食事を組み立てていく食事法です。
2、ダーティバルク
ジャンクフードや脂っこいラーメン、スイーツなど、
高カロリーのものを中心に食事を組み立てていく、
というか、何でもいいから手当たり次第に食いまくる方法です。
リーンバルクで用いられる食品は「健康的な食品」
ではありますが、
筋肉をつけるためには、半端じゃない量を摂ることになります。
人によっては、
“完全栄養食”と言われる卵を、1日30個、
“医者いらず”と言われるリンゴを、1日10個、
いくら健康的な食品といっても、
それだけ食べれば、一般的な観点では「食べすぎ」=「不健康」となります。
結局、どんなにリーンな食品でも、
食べまくる行いはダーティといえます。
そこで、増量の食事を継続していると、
「先々病気になるんじゃないか?」
という気持ちが頭をもたげてくるかもしれません。
「糖尿になるんじゃないか?」とか。
健康が心配になるかもしれませんが、
だからといって、
筋肉増量のための食事をやめてしまうと、逆に不健康になる恐れもあります。
あなたの場合、
「健康を優先させることで」逆に体を壊すことも考えられます。
なぜ、筋肉増量のための食事をやめることで不健康になるのか?
それは、
「本心に背くから」です。
「マッチョになりたい」という本心に背くから。
本心に背き、やりたいことをガマンして生活していると、
毎日のように「これでいいのか?」という思いを抱えるようになります。
モヤモヤした気持ちがくすぶり続けるようになります。
モヤモヤを抱えスッキリしない気分を抱えていると、
自律神経が乱れるようになります。
自律神経が乱れると、日常的なダルさ、頭痛、不眠、肩こり、腰痛などの慢性的な症状が現れるようになります。
反対に、
自分としっかり向き合い本心に沿って生きようとすると、モヤモヤが晴れていきます。
「食べすぎは体に良くない」とわかっていながらも、
「筋肉増量したい本心」に沿って生活していれば、充実感を得るようになります。
やりたいことをガマンせず行えば自律神経も安定するようになり、
悩まされていた慢性的な症状が消えていくことも多々あります。
「本心と向きあうことで健康的に生きられる」
これを整形外科医の長田夏哉医師も次のように説明しています。
「診察室であれこれと悩みを話し、『本当の自分はこうしたかったんだ』『実はこれに向き合うことを自分は恐れていたんだ』などと自分自身が語りかけていた声に気づくだけで、体に出ている不快な症状はみるみる改善していきます。
それだけではありません。
本当の自分に気づくと、最初に診療に訪れたときにあった患者さんの不安感やイライラなどが消えて、健康で幸せに満ちた笑顔を見せてくれるようになるのです」
→長田夏哉著『体に語りかけると病気は治る』サンマーク出版
本心あっての人生
プロレス界に「デスマッチファイター」と呼ばれるレスラーたちがいます。
彼らは日常的に有刺鉄線、ガラス、画びょう、蛍光灯といったアイテムを用いて試合を行っています。
ほぼ毎試合血だらけ、傷だらけとなって。
「何をバカなことやってんだ、全身傷だらけとなって」
と、傍からしたらどう見ても不健康なことを行っています。
しかし彼らは、なにも不健康になりたくてやっているわけではありません。
体を壊そうとしてやっているわけではありません。
好きだからやっているんです。
傷だらけになるのが好き、というのではなく、
デスマッチが好きだからやっているんです。
「蛍光灯デスマッチ」「ガラスデスマッチ」といった試合形式を通し、自らの生き様を披露し感動を共有したいとの思いで。
彼らなりに本心としっかり向き合って、デスマッチをやっている。
「デスマッチをやることで健康的に生きている」のがデスマッチファイター。
実際、“デスマッチのカリスマ”と呼ばれる葛西純選手は、
一時期、通常のプロレスが主体で行われるゼロワンという団体に所属していたのですが、
ゼロワン時代を、「やりたいことができない不遇の時代だった」と回想しています。
その後、葛西選手は元居た団体に戻り、デスマッチを行うようになってから、水を得た魚のように活躍し始めました。
何より、楽しそうに試合をするようになりました。
確かに、健康あっての人生です。
「健康を害したい」なんて人いるわけないですよね。
健康あっての人生…
しかしその一方で、
「本心あっての人生」ともいえるのではないでしょうか。
前にも伝えたことがありますが、
死期の迫った人がもっとも後悔するのは、
「自分の気持ちに正直に生きる勇気がほしかった」
ということです。
つまり、本心に背き、やりたいことをガマンしていると、最後の最期で後悔するようになる。
あなたの場合、
「食べすぎると健康に良くないから」といって筋肉増量をガマンすると、最後の最期で後悔するようになるんです。
人は、本心としっかり向き合うことで、
悔いのない充実した日々を送ることができるようになります。
引いては、健康的に生きることにもつながるのです。
食いまくる増量の食事は、
一般的には不健康な行いと言えるのかもしれません。
しかし、バルクアップを目指す男たち、
あなたにとっては健康的であるとも言えるのです。
最後まで読んでいただきありがとう。
【参考文献】


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