「頑張って」はシチュエーションをわきまえて使ったほうがいい。


gan



“帝王”の異名を持つプロレスラーの高山善廣選手は去年の5月、試合中のアクシデントで首を負傷。

首から下がマヒしてしまい、
現在も療養中、リハビリ生活を送っています。


先日、ジャンクスポーツというテレビ番組で、高山選手のリハビリ生活の模様が放映されていました。


その番組で流れていた高山選手の奥さんの言葉が印象に残りました。


「『頑張って』とは言わないようにしてるんです。
彼は十分に頑張ってるんですから」



そうなんですよね。

ついつい言ってしまいがちになるんですよね。


リハビリ生活を送っている人に対し「頑張って」って。



以前もこのブログでテーマに取り上げたことがあります。


「『頑張って』はあまり言わないほうがいい。

言うなら『頑張りすぎないように』がいい」


【関連記事】
「『頑張って』よりも良い言葉とは?」



「頑張って」と言われたほうは、

「頑張りが足りないのかな?」
「もっと頑張らないといけないのかな?」

となんとなく感じてしまうようになる。


一方の「頑張りすぎないように」は、

「キミは普段から十分に頑張ってる」
「キミの頑張りはちゃんと見ている」

というニュアンスとして相手に伝わる。


「頑張りすぎないように」は、
相手の力を認めている言い回し。

だから、筋トレ仲間に、
家族に、同僚に対してはそっちのほうが、かける言葉としてはふさわしい…


そんな話をしたことがありました。



まあ、すべてのシチュエーションで「頑張りすぎないように」が正しい言い回しだとはいわないです。

場合によっては「頑張れよ」とか「頑張ってな」がふさわしいこともあるでしょう。


たとえば、有名人に直接会って、
一緒に写真撮ってもらったり握手してもらったりした後、「頑張ってください!」というのは別に構わないと思います。


しかし、気を付けたほうがいいのが、
高山選手のような懸命にリハビリ生活を送っている人、

病気やケガで療養中の人、

そして災害に遭った人に対してです。


豪雨、台風、地震…

今年の夏もいろいろ災害がありましたよね。

家が土砂で流された、ガレキの山となってしまった…

家を失い、中には家族を失った人もいる。

そんな状況の中、何を頑張ればいいのか?という話です。


「頑張って」はシチュエーションをわきまえて使っていきたい言葉ですね。



スポンサードリンク