致命傷にならない程度にオーバーワークを経験したほうがいい


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オーバーワークの基準は人それぞれ


「トレーニングのやりすぎは禁物」

「オーバーワークに陥るな」


よくそのように教える人がいます。

私も過去、似たような話を伝えたことがありました。


確かにそのとおりです。

トレーニングをやりすぎてしまっては、
筋肉は肥大するどころか、逆にしぼんでいってしまうようにもなります。


しかし、「オーバーワーク」と一口に言っても、
基準は人それぞれ、ケースバイケースでもあります。

20歳の人のオーバーワークと、
60歳の人のオーバーワークは違う。

力仕事を終えくたくたの状態でトレーニングする人のオーバーワークと、
元気バリバリの状態でトレーニングする人のオーバーワークは違う。


年齢、コンディション、トレーニングキャリア…

いろんな要素が関わってくる。

そのため、誰かが他人のトレーニングをみて、
「これはオーバーワークだ」
とはなかなか言い難いもの
になります。


“狂気の男”の異名を持つボディビルダー・合戸孝二選手のトレーニング量はハンパないです。

4日オンで1日オフを挟むルーティン。

1日オフを挟むといっても、
オフの日は腹筋500回を行うとのこと。

1日4時間、ある時期はダブルスピリットで(つまり1日8時間)で行っていたといいます。

思わず「こりゃオーバーワークだろ」と言いたくなるものです。

が、それでも合戸さんは結果を出しています。(日本選手権4度優勝)

だから、他人がつべこべ言うのもおかしな話、となります。


オーバーワークの基準、
どのくらいやったら「やりすぎ」になるのか、

繰り返しますが、
これは人によりけりです。


究極的にいえば、
本人にしかわからない。

オーバーワークの基準は本人にしかわからない。


ゆえに、ケガを未然に防いで筋トレ生活を送りたいのなら、
自分のオーバーワークの基準、
やりすぎのラインを知る必要があります。


自分の許容範囲を知れ


日体大准教授で現役ボディビルダーでもある岡田隆さんは次のように言っています。

「誰であろうと、自分の限界値は挑戦してみないとわからない!」

→岡田隆著『無敵の筋トレ食』ポプラ社
無敵の筋トレ食
岡田 隆
ポプラ社
2018-12-07




あなたにとっての限界値、許容量を知る必要がある。


そのためには、
「あえてオーバーワークを経験してみる」のも一つの手です。


致命的なケガを負わない程度に、
大きく体調を崩すようにはならない程度に、
自分の限界を超えたトレーニングを行ってみる
のも一つの手です。


オーバーワーク気味の状態をあえて経験してみる。

そうすれば、
「ああ、これ以上やると『やりすぎ』なんだな」

というのが実感できると思います。

やりすぎのラインを体感できる。

自分の許容量を体感できる。


決して無駄にはならない


『致命傷にならない程度にオーバーワークを経験してみる』


これは大きな学びとなります。


知る人ぞ知る起業家・木坂健宜さんも、
ネットビジネス大百科という教材で次のように話してました。

「成長するためには、死なない程度に失敗したほうがいい」


数々の失敗が後々その人の血肉となり、
大きな学びとなり、その人を形成するようになる、
という話。


人は失敗の経験から学び、成長していくものです。


同じようにトレーニーも、
オーバーワークの経験からさまざまなことを学び、成長していくものです。

「やりすぎてしまった…」
という経験から自分の許容範囲を知り、
次回以降のトレーニングに役立たせることができます。


仕事などで失敗すれば誰だって凹みますよね。
心が痛みますよね。

でもそれを糧に成長していくことができるじゃないですか。


筋トレにおいてもそう。

オーバーワークに陥れば、関節を傷めたり、
場合によっては数週間トレーニングを休まざるをえなくなることさえあります。

身体も心も痛むもの。

でもその経験を通し、成長していくことができます。


だからときにはあえて自分が思っている以上の範囲でトライしてみるのも一つの手、

あえて自分が思っている限界をオーバーしてみるのも一つの手です。


確かに後で痛い思いをするかもしれません。

しかし、その経験(オーバーワーク)をすることで、
自分の許容量、耐久力…
いろいろなことがわかります。


オーバーワーク、やりすぎの経験を通して成長していくことができます。


積極的に勧めるわけではありませんが、
「致命傷にならない程度のオーバーワーク経験」は、決して無駄にはならないのです。

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