ヘルニアだからといってデッドリフトをあきらめる必要はまったくない。

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1月末に群馬へ行った際、以前交流のあったプロレスラーS選手と再会。
いろいろ話をしてきました。

そこで長らく欠場中のT選手の話になりました。


私「T選手は今どうしてる?最近試合に出てないみたいだけど」

S「彼はヘルニアが悪化したみたいで、今はもう試合してないですね。プロレスはあきらめたみたいですよ」


ほとんどのヘルニアは腰痛と無関係


ヘルニアが悪化した、

ヘルニアだから腰痛になる、


これは以前も伝えたことがありますけど、思い込みなんです。


ほとんどのヘルニアは腰痛と無関係なんです。

多くの人は、常識的に「ヘルニア→腰痛」と刷り込まれてしまっているだけ。


多くの人は、ヘルニアと腰痛を結び付けて考える。

医者も治療者も、痛みを抱えている側も。


腰痛のない人がMRIを撮ると、
7〜8割にヘルニアが見つかります。

腰痛とは無縁な様子の普段ピンピンしている人でも、半分以上はヘルニアだってこと。


よく「椎間板にあるゼリー状の物質が押し出されて、その脇に走っている神経を刺激している。だから腰痛や坐骨神経痛が起こる」と言われますよね。

この説をみんな信じ込んでしまっているんです。誰もかれも。


ゼリー状の物質…ヘルニアが神経を刺激しているなら、常時一定の痛みやしびれがあるはずです。

しかし現状は「痛いときと痛くないときがある」という患者が大多数。

「調子に波がある」という患者が圧倒的多数。

ヘルニアが日によって出たり引っ込んだりするわけでもないのに。


あるいは、「左にヘルニアが飛び出しているのに、右足に坐骨神経痛が走る」という人もいます。私もそうでした。


また、手術でヘルニアを切り取っても、まだ腰痛や坐骨神経痛が残るケースもみられます。



「じゃあ、ヘルニアって何なん?」

て話になりますよね。


ほとんどのヘルニアというのは、ただの老化現象です。

白髪やしわ、シミと同じ。


押し出されたゼリー状の物質は、別に神経を刺激しているわけではない。

「ただそこにあるだけ」です。



「白髪が増えてきたから集中力が続かなくなった。だから2時間の映画をもう観ることができない」
なんて言う人いたとしたら、わけわかんないですよね。


これと同じような話なんですよ。


ヘルニアが悪化したからもうスクワットはできない、
デッドリフトもできない、
高重量トレーニングもできない、

といった話はちょくちょく聞かれるかもしれません。

しかし実際は「わけわかんない理屈」なんです。


そもそも「ヘルニアが悪化する」という表現自体ヘンなんです。

「ヘルニアを患う」とか。


だって、「白髪を患う」なんて誰も言わないですよね。

ヘルニアだってそう。

ほとんどのケースで痛みや疾患と結び付けて考えるものではない
んです。


ヘルニアの人生ではなく自分の人生を生きよ


冒頭のT選手のように、
ヘルニア云々で、やりたい活動をあきらめるのって、ホントもったいないんですよね。


白髪が増えてこようが、基本的にその人の活動に影響を及ぼすことはありません。

同じように、たとえヘルニアがあるとわかったところで、その人の活動に影響を及ぼすことは何もありません。


長時間の立ち仕事や座り仕事、前かがみが多い仕事もOK。

ランニングやジャンプ動作もOK。

激しいスポーツもOK。

長時間のフライトもOK。

スクワットもデッドもベントオーバーローイングもOKです。


もちろん、痛みの程度によっては休んだり調整したりも必要ですが、
なにも活動そのものを断念する必要はないってこと。


好きなこと、やりたいことがあるのに、
「ヘルニアだから」といって、泣く泣く断念している人はたくさんいます。

今日伝えた話を知れば続けることができるのに。


これを読んでいるあなたにはぜひ、刷り込まれた常識に縛られず、やりたいことやる人生を送っていただきたいと思っています。


世にはびこっているヘルニア論などスルーして、
ぜひこれから好きなトレーニングに打ち込んでいってください。



「じゃあなんで腰痛や坐骨神経痛が起こるの?」
と感じられたら、こちらのファイルをご覧ください。

p18〜p29あたりが参考になると思います。

『腰痛が消える3ステップ』


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