ベストなトレーニング法、食事法は自分で探り当てていくもの。
「○○先生」と呼ぶ存在がいると、その人に対し依存心が芽生えてしまう。



自分の足で歩こうとしなくなる


最近、人気急上昇中の筋トレユーチューバーの動画で、
ある有名トレーナーとのコラボがありました。

そのユーチューバーは事あるごとにトレーナーに対し、「○○先生」と呼んでいました。

「先生、この種目のグリップなんですが…」

「先生、インターバルはどのくらいが…」


確かにそのトレーナーは数々のトップアスリートを指導した実績もあり、偉大な存在だというのはわかります。

敬意を表しているのもわかります。


しかし。

先生先生と呼ぶことで、

この人の言うことは絶対だ、
逆らってはならない、
1から10まですべて教えられたとおりにこなそう、

といった方向に傾いてくるのではないか?


そのように私は感じます。


自分の頭で考えることをしなくなる、

依存心が芽生える、
と。



日本人は医者や治療する人に対し、先生って呼びますよね。

いたって普通の感覚だと思います。

が、
これも実は私、問題があるとみています。


まず先生と呼ぶことで、
明確な上下関係というものが生まれます。

中には医者の言うことに聞く耳も持たない人もいるでしょうが多くの場合、

「先生(医者)の言うことは絶対だ、
 言われたとおりにしよう」
となるものですよね。

つまり、病気や症状を改善させるのに、
「医者にお任せしよう」とする意識を芽生えさせてしまっている。

医者を先生と呼ぶことで、
依存心を強くさせてしまっているのです。


医者に対し依存心を持ってしまうと、
慢性的な症状というのはなかなか治らなくなります。

たとえば腰痛とか。


慢性的な腰痛があって、
病院へ行って医者に診てもらう、

そこで行われるのは基本的に注射や薬の処方など対症療法です。

医者が根本的な問題を解決してくれるわけではない。


腰痛のような慢性的な症状、痛みというのは、
誰かに依存して「治してもらおう」としていても、ほとんどの場合改善されないものです。


症状を丸投げするのではなく、
生活習慣なり運動なり、
自分で対策を考えて改善していくことが、慢性的な病気・症状においては大事なのです。


なのに、多くの人は病院へ行き、
「○○先生のところへ行って治してもらおう」
と、医者に丸投げする意識でいる。

その丸投げしようとする姿勢の発端にあるのが、「先生呼ばわり」だということです。


自立したトレーニーであれ


慢性的な症状に向き合うとき大事なのは、
自分で改善する道を切り開いていくこと。

医者や治療家はその過程で一時的に痛みを和らげてくれるサポート役にすぎません。


肉体改造も考え方は同じ。

トレーナーに教わりながらも、
ゆくゆくは自分なりにベストな道を切り開いていくこと
が大事。


「経験して自分なりの答えを導き出す」

前にも伝えたことがありますが、
この姿勢が大事なんです。

トレーナーはその過程におけるサポート役にすぎません。


結局、ベストなトレーニング法、食事法というのは、人によって違います。

自分の頭で考えて、
試行錯誤しながら自分で探り当てていくしかないんですよ、究極的には。


先生先生と言ってると、
次第にその人に「寄りかかる感じ」になり、
自分の頭で考えることをしなくなる恐れがある
と思います。



だからトレーナーに対しては、普通に「○○さん」でいいと思うんですよ。


その人に敬意を持っていて、つい先生って呼んでしまう気持ちもわかるんですけどね。

私はあまり呼ばないほうがいいと思います。


先生と呼ばないほうが自立したトレーニーでいられ、
慢性的な病気や症状にも対処できるようになる、

肉体改造でも社会生活を営む上でもうまくいくのではないでしょうか。



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