「なかなか筋肉がついていかない」
というときの心得

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肉体改造は地道な活動

「思い通りにカラダが変わっていかない」


「なかなか胸板が厚くなっていかない」


「俺がマッチョになるなんて、
 やっぱ遺伝的に無理なのかな?」



筋トレを始め数か月。

食事にも気を使い始めて数か月。


肉体改造を始めてしばらく経つと、
多くの人は停滞期にぶつかります。

壁を感じることが出てきます。


「もう面倒くさいし、辞めちゃおっかな…」

そう投げ出したくなる時期が来てもおかしくありません。


もしくは、
「なんかもっと簡単で手っ取り早く体重を増やす方法ないかな?」

そんな感じで、
「魔法の筋トレ法」を探し出す人も出てくるかもしれません。


ネット見てるとたまに見かけますよね。


「筋肉をつけるのは簡単です」

「あなたも1か月でマッチョになることができ ます」


このような、劇的な効果を謳ったジム、商材…

「ラクしてカラダを変えたい」という、
見込み客の〝下心”につけこもうとした
サービス、商品はいろいろ出回っています。



もちろん、
それらの中には、一定の効果が見込めるものもあるでしょう。



でも、せっかくなんで、
このブログを読んでいるあなたには、
もっと、大切なものをつかんでもらいたいです。


肉体改造を通して、
目に見えない大事なもの」をつかんでもらいたい。



このブログでもたびたび伝えているように、
肉体改造は地道なプロセスを辿るものです。

コツコツとした活動。

泥臭い営みがベースとして存在します。


確かに、
習慣化させれば、ラクに取り組める一面もあります。


長年取り組んできた人、

すでに筋トレ生活を自分のものにしている人は、
ある種、ラクな気持ちで取り組んでいる面もあります。


しかし、そのような中級者・上級者であっても、
最初からずっとラクに取り組んできたわけではありません。


ケガや体調不良、スランプ…

経験を積んだベテランでも、
それぞれが、いろんな壁を乗り越えてきて、カラダを変えてきたんです。


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農場の法則

成功原則の一つに、
『農場の法則』というものがあります。


農場の法則とは、


1、土作り

2、種まき

3、世話

4、収穫



以上の4ステップからなります。


たとえば、米を収穫しようとする場合。


1、土を耕し「場所」を作る。

2、苗を植える。

3、適切に水を与えたり、鳥など害獣に荒らされないように気を配ったりする。

4、一定の期間を経て、収穫に至ります。



農場の法則は「大自然の法則」。

あらゆる作物を収穫する上で働く法則。


そして、
「我々人間が何かを達成しようとするとき」
にも働く法則です。


何か欲しいと望んだとき。

何かを成就させようとしたとき。


したがって、

「筋肉をつ けたい」

「マッチョになって周りを驚かせたい」

肉体改造でも、農場の法則は当てはまります。



肉体改造を法則の順番に当てはめていくと、


1、土作り=環境作り


ジムに入会する。

筋トレ時間を捻出する。

時間管理、情報収集などもこのステップに当てはまります。


2、種まき=トレーニング


トレーニングで筋肉に刺激を与え、
「筋肥大の種」をまきます。

ジムに通い続けることも種まきと言えるでしょう。


3、世話=食事


肉体改造版「農場の法則」では、
特に大事なステップです。

作物が水を養分として育つように、
筋肉も食べ物を養分として太くなっていきます。

鳥に荒らされないように稲を育て るのと同様、
ケガや疲労に気をつけ、ケアするのも大事な作業です。


4、収穫=理想のカラダ


3つのステップをじっくりと踏んだ上で、
ようやく筋肉はついてきます。



以上の法則からもわかるように、
いきなり収穫にとびつくことはできないんです。


「こんなカラダになりたい」

と理想形をイメージするのはいいんですが、
その前に、しっかり段階を踏む必要があるのです。



肉体改造版「農場の法則」では、
作物を育てるのときと違う点が一つあります。


それは、

2、種まき
3、世話

このステップを繰り返すこと。


2、トレーニング
3、食事

当然ですが、これを何度も繰り返すところです。
延々と。


コツコツと、

心をこめて。




繰り返しますが、
農場の法則は基本的に、
何かを達成したいと思ったときに働く法則です。


ですが、一つ例外があります。


それは、学校のテストのときの一夜漬けのようなもの。


一夜漬け = 即収穫、

ですよね。

法則のステップ1~3をほとんどスっ飛ばしてますよね。


テストの前日だけ猛勉強し、
その結果、良い点を取れた、試験にパスできた。


確かに、収穫できた、
望み通りの結果を得ることができたことには違いないでしょう。


違いないでしょうが、
それは、応急処置的なものです。

場当たり的なもの。


一夜漬けは上っ面の勉強です。

その分野のもっと深 い部分、
根幹となる部分を学ぶことができません。


そのため、長いステップで得られるはずの、
本当の教養は身につかないのです。


一夜漬けで試験にパスできても、
その人の血肉となる財産にはなり得ないんです。


目に見えない力が手に入る

肉体改造でも、一夜漬けのようなもの、
一夜漬けに近いものがあります。


ステロイドみたいなクスリがそれです。


それこそ一夜漬けのように、
短期間で、カンタンに、劇的な変化が期待できるのかもしれません。


ただ、ステロイドのようなクスリは、
農場の法則3つめのステップ「世話」を軽視しています、


世話を軽視… 

つまり、食事や休養をおろそかにすると、
後で病気や体調不良という手痛いしっぺ返しが 待っています。


そもそも、クスリ自体に副作用がありますからね。

「身の危険」も考慮に入れておかなければなりません。


それと、薬物使用で問題なのが、
「結果にしか目がいっていない」点。

マッチョになるという結果にしか目がいっていない点です。



ここはポイントです。



たとえクスリでマッチョになったとしても、

肉体改造の地道なプロセスで得られる力
が身につかないんです。


一夜漬けで本当の教養が身につかないのと同じように、

薬物使用で思い通りにカラダを変えたとしても、
その人に我慢強さ、粘り強さといったものが身につかない。



クスリに頼ろうとする人は、

「効率良くマッチョになれるんだ からいいじゃないか」

「手っ取り早く結果にありつけるんだからいいじゃないか」

そう思うでしょう。


でも、クスリで手っ取り早くマッチョになっても、
確固たる自信、達成感が得られないんです。




成功原則の名著『7つの習慣』で有名なスティーブン・R・コヴィーも次のように言っています。


「応急処置や個性主義(テクニック中心主義)は効果がない。

このような解決方法は、田を耕し、種をまき、
育て上げるということの代わりにはなり得ない。

長い目でみれば、『農場の法則 』が人生のすべてを支配するのである」



→スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣最優先事項』キングベアー出版



肉体改造では、もちろん結果も大事です。

「マッチョになる」

「いいカラダになる」

みんなそこを求めて出発します。


結果や収穫も大事ですが、
途中の段階で手に入るものも見逃してはいけません。


自信。


克己心。


継続力。



肉体改造を地道に続けていく過程で、
目には見えない、さまざまな力が身についていくんです。


その目に見えない力は、
あなたの今後の人生で役に立つものばかりです。


だから、

「思うようにカラダが変わらない」

「なかなか筋肉がつかない」


実はそのプロセスでも、
コツコツと力は蓄えられているのだということを知っておいてください。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


【参考文献】
7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
スティーブン・R. コヴィー
キングベアー出版
2000-07





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